みなさんこんにちは。
阿亮(ありゃん)鐡道模型社のやましたです。
ここ一週間は、車輛の修理やらイベントやら、
ご依頼品の制作やらで矢のように過ぎていきましたです。
さて。今回は反省会です。
前回の初出力→魔導列車(泣)
いやぁ、なんべん見ても凄まじいwww
かなり前衛的ですwwwww
元々、出力までを想定しないでなかり細かくデザインした。
というのもあるのですが、でった先生曰く。
「アラートメッセージはちゃんと読みましょう。」
でありました。
当初、ポリゴンメッシュ変換からSTL出力し、
3Dプリンタのソフトにデータを喰わせた際に、
英語でアラートが出ていました。
「◯△×□・・・ほにゃらら㎜〜ほにゃらら㎜・・・」
お箸の国の人なので英語まったくわかりません。
中学の時に学年で2人しか落ちなかった英検4級落ちた1人です( •̀ .̫ •́ )✧
解読できたのは何㎜〜何㎜、の部分だけです。
要はサイズが大きいのだな?じゃ80%に縮小!えぃ!
まだ出るか!!ならば、再度更に80%に縮小!えぃ!
お!?行った行った!!!
・・・で、出てきたのが魔導列車でした(泣)
こちらをちゃんと解読すると、
指定エリアに造形可能な対象物がない。
ということだったようです。
屋根上につけたホイッスルが小さすぎて、
その部分についてのアラートだったようです。
それを全体的にどんどん小さくしていったので、
どこかのタイミングで誤差も含め、屋根にホイッスルが
吸収されたため、出力できてしまったようでした。
前回、でった先生に制作しましたポーターのデータを
お渡しして帰りましたが、その後、でった先生に
データチェックをして頂きましたところ、
あっちこっちに不備があったようです (>皿<`#)ー
見た目だけでサクサク作っていってましたが、
接合部分が甘かったりした部分が多数ありました(泣)
そこで、でった先生に修正をして頂きまして、
出てきましたのがこちら。
おおおぉぉ!!!!!
魔導列車とは雲泥の差です!!!!!
ちゃんと一応、PORTERのカタチになってるじゃないですか!
次に、データ自体を寝かせて出力したのがこちら。
おおおぉぉぉ!!!!!
車輪が見えます!!!
ちょっと感動してしまいました (*´∀`*)
んで、サポート材を剥離していきましょう!
バリバリバリ・・・。
壊れた。 (」°ロ°)」
ヽ(`Д´)ノ オイッ!
とりあえず現実逃避で魔導列車乗せてみますか。
なにやら素敵な死屍累々感ですwwwww
タンク部分はムクなので、ちゃんと出てるんですよね。
しかも煙突にはちゃんと穴まで開いています。
しかし、キャブの部分は、壁の厚みが足りず強度不足。
足回りは細かすぎてサポート材外したらロッドやら何やら
あっちこっち崩壊しました ヽ( T∀T)ノ
3Dプリンタ出力サービスにも依頼しているのですが、
まだ出来上がってきていないので、これはまた後日にご報告します。
しかし、壊れましたがパーツとしての形状は保持されてます。
つまり、モデリングをするにあたっては、完成形からパーツ分解し、
それぞれのパーツに充分な強度を持たせて出力して組み上げる。
というイメージでいけばいいのではないでしょうか?
いきなり完成形を一気に出すのはかなり難しいのだと思いました。
また、充分な強度を出すために、崩壊を防ぐために
あまりに細かいディティールにこだわってはいけないなとも思いました。
ある程度のディフォルメが必要ということでしょうか。
パーツ出力、組み上げた後に、真鍮線なりで独自にディティールを
加えていく方向にしようと思います。
なお、でった先生に更に、PORTERにディフォルメを加えて頂き、
出力した結果の写真が届きました!!!
ばばーん。
うおー!!!!!!
崩壊もせずに、かなりイメージに近いカタチになって
出てきてくれていますね ヽ(゚▽^*)乂(*^▽゚)ノ ♪
今回はちゃんと屋根が付いています!!!!!
更に倍のサイズで出力して頂きました。
ばばーん!!!
んがー!!!
ほぼ自分がShade 3Dで見ていたグラフィックと同じです!
ほんっとにちゃんと出ています Σ(*゜ω゜ノ)ノ 凄っ!!
車輪のスポーク部分、ロッドもちゃんと見えますね。
ちゃんとくり抜けています!!!!!
サイズとしては、原型を1/87のいわゆるHOサイズで制作しましたので、
それの倍ということで、Oサイズという1/43〜1/48相当の縮尺です。
これ、表面処理してちゃんと塗装したらかなりイイ具合になると思いますっ!
出力成功!と言っていいのではないでしょうか? (○ゝω・)b⌒☆
でった先生ありがとうございました♡
来週からはいよいよ鉱山電気機関車に着手です。
PORTERの二の舞にならないよう、アナログモデラーは
アナログに方眼紙に設計図を書いてから、
Shade 3Dでデータを制作していこうと思っております v(・∀・)y
鉄道模型として走らせるため、動力ユニットもちゃんと入るように
設計しないといけません。こまかい機器(運転台など)は、
実は鉄道模型は信じられないくらい多数のパーツがありまして、
そのパーツを入手すれば表現はできるのですが、今回はできるかぎり
そういったパーツは使わずにどこまでできるかを考えながら設計します。
目標は、動力ユニット、パンタグラフ、(場合によりカプラーも)
以外は全て、出力品でまかなうことです。
次の更新は方眼紙と闘うという地味極まりないものになりそうですが、
どうかよろしくお付き合いのほど、お願いいたします! (●‘∀‘)σ)゚ω゚)
それでは、また、来週〜!!! (=´∀`)人(´∀`=)
モデラー:阿亮鐡道模型社 山下 亮(鉄道模型、鉄道情景作家)。
・KADOKAWA「電撃ホビーマガジン」2014年10月号〜2015年6月号連載。
・JCOM「アクトオンTV」鉄道ジオラマを作る 講師出演。
作例や活動についてはFacebookで「阿亮鐡道模型社」にてお願いいたします♪
お〜すげえぇぇ!最初のは「なんじゃこりゃ」だったけどちょっと手を加えるとバッチリですね。
次作も楽しみです。
さすがですね。3Dプリンターを、使った模型作りには感動しました。いずれは出て来るだろうと、期待していましたが、凄いですね。
私などあいも変わらず、真鍮製だけですね。現在、クモハ12と、EF15に、DCC/SOUNDを組み込み中です。
頑張って下さい。