3DCGと3Dプリンタで手軽に何か作っていく本連載

今回は携帯できるスマホスタンドです。

相変わらずタテ置きにこだわります。

条件

  • スマホと同じサイズ
  • 薄い
  • タテ置き
  • タテ置き状態で充電可能

いつものように紙に設計図を書きます。
img_9177

厚紙に写して切り抜いて。
img_9178

プロトタイプ完成。
img_9180

高さがあるのでケーブルも刺せます。(このスマホは下にケーブルを刺します。)

このデザインで使えそうなので、これをベースに3DCGデータを作成します。

まず立方体を作成。
base1

3段階の角度用にパーツを追加。
base2

「ブール演算」でくり抜いて。
base3

オシャレ感を出すためのパーツを用意。
base4

「ブール演算」でくり抜き。
base5

さらなるオシャレのために装飾パーツを用意して、合成します。
base6

※ブール演算でざっくり合成した後、厚みを削除して一枚板へ。重複している面、頂点、稜を削除したり、面を貼り直して3Dプリント対応形状にしました。

「厚み」機能で再度厚みを設定。ここでは1mmにしました。
base7

データ作成はここまで。あとは3Dプリンタまかせです。
img_9260

1時間程度で出力完了。
img_9262

テープで2枚を張り合わせて完成です。
img_9270


おしゃれにするための模様を合成するのが少し手間でしたが、半日かからず完成。
模様をもっと単純にすれば、さらにお手軽に作れますね。